本町小地域未来塾では,昨年の10月から4~6年生の希望者を対象として,児童が「やってみたいこと」「すきなこと」等を実現したり探究したりする活動を,東京学芸大学の教員及び学生とともに取り組んできました。

3月11日(月)に,活動の一区切りとして成果発表会を実施いたしました。

保護者の方を始めとする多くの地域の皆様,教職員の皆様にご参加いただきました。

お忙しい中,ご来場・オンラインでのご観覧,誠にありがとうございました。

 

未来塾では,児童が自らの好奇心を追求し,新しい経験を通じて学び,成長する様子を見守ることができました。

 

最初は,「特に興味があることややってみたいことがない」と言っていた児童も,ファシリテーター(活動に伴走する大学教員や大学生)や友達との何気ないお喋りを通して,「あ!実はこんなこと好きだったなあ」とか「え!そんなことやっていいの!?」など,自分の中に眠っていた思いを見つけ,課外だからこそできる活動をたくさん行ってきました。

ゲームやパフェ,レコードプレイヤーやオルゴール,ネイルの開発や,宿題をなくす提案など,自分たちで,計画を立てて,目標達成や問題解決に向けて,物事を前に進めるということは,とても簡単なことではなかったと思います。

うまくいかないことも何度もありましたが,専門家(企業人)に相談をしたり,友達やファシリテーターと協力したりすることで,解決策を見出し,最後まで諦めませんでした。

 

本当にすごいことだと思います。

 

そこには,”自分たちの日常生活や社会を面白く生きるためのアイデア”がたくさん散りばめられていたと思います。

 

学校での授業で学ぶことはもちろん大切ですが,授業で学んだことを発展させたり,それらを活用して,自分の好きなことと掛け合わして考えてみたりすることができるのが,地域未来塾の面白さだなと改めて考えさせられました。

私自身もとても楽しかったです!!

 

地域未来塾は今後も続きます。来年度もみなさんと活動できることを楽しみにしています。

 

最後になりますが,改めまして,ご協力いただいた保護者,地域,教職員の皆様に心より感謝申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

本町小地域未来塾コーディネーター